Archive for 7 月, 2008

かゆみのメカニズムとは

なぜ乾燥肌になるとかゆみを生じるのでしょうか?
乾燥肌にともなうかゆみは、皮膚内の角質細胞間脂質と皮脂が少なくなることで、皮膚から水分が蒸発抑制力が低下し皮膚からの水分が蒸発することで刺激に対するかゆみの闘値が低くなって起こることは、前でご説明しました。
よって、自宅での暖房の長期・長時間使用や長時間入浴など、知らないうちに乾燥肌を助長してしまう行動をとっていることが少なくありませんので注意が必要です。
しかしいずれにしても乾燥肌の大部分が日常生活に大きく起因していることからすると毎日の身の回りの環境に気を配られるだけでもずいぶんと問題は解決するのではないでしょうか。
再度申し上げますが、乾燥肌のかゆみは、皮膚内の角質細胞間脂質と皮脂が少なくなり、皮膚(肌)の免疫力、水分の蒸発抑制力が低下し皮膚からの水分が蒸発することで起こるものです。
生活環境の改善と栄養バランスの良い食事に心がけ乾燥肌の予防を心がけましょう。

月曜日, 7 月 21st, 2008

老人性乾皮症と老人性皮膚掻痒症

老人性乾皮症は、加齢に伴う皮膚の水分不足が肌(皮膚)の乾燥してかさついた状態を作り出す皮膚疾患で、特に空気の乾燥する秋から冬にかけて現われ、自覚症状としては痒みを伴うことが特徴です。
乾皮症は、通常、水分や皮脂、細胞間脂質(セラミド)、尿素などの天然保湿因子で保たれている肌(皮膚)が、加齢により保湿能力が低下することから発症します。
さらに、暖房などによる湿度の低下やお風呂での洗いすぎなどが加わると症状はさらに進行しますので注意が必要です。
老人性皮膚掻痒症は、加齢により肌(皮膚)の機能が低下することで発症する皮膚疾患です。
具体的な症状としては、分泌される皮脂が少なくなり、発汗も少なくなるという特徴があります。そのため、湿気の多い夏はしっとりしていても、乾燥する冬になると肌がカサカサしてかゆみが強くなるのです。
「かゆみ」を感じる部位は、主に膝から下の伸ばす側(すね)と大腿部で、ときに背中や腹部にも発症し、次第に全身に及び、夜も「かゆみ」で悩まされ、不眠症となるケースも少なくありませんので早めの予防と対策を心がけましょう。
加齢による乾燥肌は、気長に付き合っていかなければなりませんが、生活環境の変化によって発症する乾燥肌については、改善の余地はありますので、まずは出来ることからすぐに取り組みたいところです。

日曜日, 7 月 13th, 2008